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素材条件
根元から中間部分にかけてザラザラした手触りがあり、乱反射して艶が出ない状態になっています。
技術プロセス
シャンプー
浸透促進原液を10%混ぜたシャンプーを使い、プレシャンプーします。
薬剤の浸透を早めたり、弱い薬剤でアプローチを可能にしてくれます。(ダメージレベル3くらいまでの素材で使用するケースが多い)
前処理
ダメージにより親水性に傾いた毛先に、カチオン化システインを配合した処理剤BYACを塗布して揉み込み、プレーンリンスします。
タオルドライ後、3種混合原液とワクワクneoミストを1:4の割合で配合したものを塗布し、タッピングとモールディングで浸透を促します。
さらに特トリを、まずは毛先中心に塗布してから中間部分にまで馴染ませモールディングします。
スチームを噴霧し、浸透を促します。
1液塗布
根元を少し空けて、システアミン系1液ソニルCA-Sを塗布します。
全体に塗布後、ザラつきのある部分を確認しながら根元を揉み込むようにして還元を促します。
ラップをして放置後、根元の手触り感と毛先の癖を確認します。必要であればスチームを当てて反応を促進させます。
中間処理〜2液塗布〜後処理
シャンプーボールに溜めたお湯にシャンプー剤を2プッシュ程度混ぜ、チェンジリンスします。その後プレーンリンスしてタオルドライしてから、中間処理に入ります。
3種混合原液とワクワクneoミストを1:4の割合で配合したものを塗布して揉み込みます。
シャンプーボールにお湯を溜め、キトキトでチェンジリンスします。
ブロム酸タイプのソニルBIIローションを塗布して放置し、プレーンリンスします。
その後、ヘマへマ→ポリK→キトキトの順に、それぞれチェンジリンスし、お流しします。
仕上げ
ハンドドライで仕上げます。