technique:佐孝 英司
ラフでキマるヘアスタイルには、正確なヘアカットが欠かせません。
カットの技術はもちろんですが、髪の素材感を的確に判断することも重要。
ですが髪質をコントロールする技術には、パーマやヘアケアを勉強することも大切になってくると思います。
パーマをかけるほどではないけれど、自然なボリューム感を作ったり、手ぐしでスタイリングしやすい髪質にするメニューとして、リケラを提案しています。
「高分子架橋誘導ケラチン」を利用して、内部にS-S結合を足すという発想。
ロッドを巻くことは一つの手段でしかありませんが、パーマをかけるのもトリートメントをすることも、扱いやすい髪質に近づけるという目的のため。
「1か月周期のお客様100人より、3か月周期のお客様300人の美容師の方を目指したい。」
佐孝さんのメニュー提案には、そんなお人柄が現れていました。