colon-p.net

(:p)opular menu

リケラ質感コントロール

technique:佐孝 英司

ラフでキマるヘアスタイルには、正確なヘアカットが欠かせません。
カットの技術はもちろんですが、髪の素材感を的確に判断することも重要。
ですが髪質をコントロールする技術には、パーマやヘアケアを勉強することも大切になってくると思います。
パーマをかけるほどではないけれど、自然なボリューム感を作ったり、手ぐしでスタイリングしやすい髪質にするメニューとして、リケラを提案しています。
「高分子架橋誘導ケラチン」を利用して、内部にS-S結合を足すという発想。
ロッドを巻くことは一つの手段でしかありませんが、パーマをかけるのもトリートメントをすることも、扱いやすい髪質に近づけるという目的のため。

「1か月周期のお客様100人より、3か月周期のお客様300人の美容師の方を目指したい。」
佐孝さんのメニュー提案には、そんなお人柄が現れていました。

  • Salon: RAGGA (ラガ)
  • Address: 北海道札幌市中央区南1条西1丁目3 板谷ビル3F
  • WebSite: http://ragga.jp/


show details

素材条件
定期的にヘアカットをさせていただいているお客様です。パーマをかけるほどではありませんが、ボリューム感と自然な毛流れのある質感に憧れる、ややまっすぐな髪質です。

技術プロセス

シャンプー〜プレカット

・トイトイトーイ ダメージケアシャンプーで、コンディションを整えながら洗います。その後プレカットを行います。

架橋ケラチン活性化

・前処理に入る前に、ワクワクneoミストとリケラ3Dリノベーターローションを1:1で配合したものに対してアクチベーターを3%配合して、架橋ケラチンを活性化させておきます。

前処理〜ワインディング

ワクワクneo_3種混合原液

・3種混合原液とワクワクneoミストを1:4で配合したものをフォーマーを使い泡で全体に塗布していきます。さらに浸透を促すためにパッティングします。

・その後、浸透促進原液を水で5倍に希釈したものを塗布して、ワインディングを行います。

架橋ケラチン導入

・あらかじめ10分程度活性化させた架橋ケラチンを塗布して10分放置します。ロッドを外して手触りにて質感の変化を確かめ、次の行程に入ります。

中間処理

・ヘマへマを水で10倍に希釈したものを塗布。

架橋ケラチン固定

・リケラ3Dアンカーローションを塗布して、架橋ケラチンを固定します。5分x5分の2度付けで放置してからロットアウトしてお流しします。

後処理

・水洗後、ヘマへマを水で10倍に希釈したもので、穏やかに収斂させます。チェンジリンスを行い髪全体に馴染ませた後一度お流し。最後にベータレイヤーCMCケアトリートメントでコンディションを整えてからお流しします。

アフターカット〜仕上げ

・ドライヤーでラフに乾かし、毛流れやボリューム感を確認しながらアフターカットを行います。いつもと違う髪の手触りや質感と、スタイリングのしやすさを実感して頂けます。

hnav_tit01