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お客様の素材条件
前回は1~1.5か月前にヘアカラー施術をしています。髪質は軟毛で細毛。褪色は進んでいますが、特にハチから上の表面は褪色と同時にパサつきがあり手触りもダウンしています。お客様の要望は全体にアッシュ系の色味で統一したいこと。
技術ポイント
ヘアカラーでは、表面の明るさを抑えながらシンプルにハチの上下の色味が自然になじむようにしていきます。同時にパサつきと手触りがダウンしている状況は各種処理剤の配合バランスを考えた調合で間充物質を補い、広がりを抑えてまとまり良くしていきます。
技術プロセス
前処理
KERA-Q~艶 elastic~を原液で毛先中心に塗布していく。塗布量は指通りが良くなったくらいが目安で、中途半端に少ないよりは多めに塗布していきたい。
カラー施術
①根元新生部はアッシュ系8レベル(OX6%)を塗布。
②根元全体の塗布が終了後、アッシュ系8レベル(OX6%)に処理剤(MASK001~潤 moist~とKERA-Q~艶 elastic~をメインにMASK002~艶 gross~を少量)を10%ミックス。
ハチから下の中間から毛先に、このアッシュ系8レベル(OX6%)を塗布する。
③ハチから上はアッシュ系8レベル(OX2.8%)に処理剤(MASK001~潤 moist~とKERA-Q~艶 elastic~をメインにMASK002~艶 gross~を少量)を20%ミックス。
このカラー剤を塗布していく。
④全体の塗布終了後、13分放置。
後処理
①乳化、シャンプー後に、トリートメント処理。
②シャンプーボールに溜めたお湯で、サワー〜整 balance〜を希釈し、チェンジリンス。ヘアカラー後の髪を過収斂させずに穏やかに整える。
③一浴式トリートメントにプラスする処理剤はパサつきをカバーして手触りアップを目指した配合バランスにする。サロントリートメント~滑 smooth~に、MASK001~潤 moist~とKERA-Q~艶 elastic~をメインにMASK002~艶 gross~を少量ミックスして全体に塗布する。
④塗布したら3分放置して流す。
JBEES | ジェイビーズ