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素材条件
前回のストレートパーマは2か月前で、前髪のうねりが少し気になる状態。前髪以外の癖はあまり気にならないが、毛先のパサつきによりまとまりが少し悪くなっています。いつもは半年に一度くらいのペースでストレートパーマをかけているので、今回は前髪と表面を自然にストレートパーマをかけ、毛先の質感を整えるようにアプローチします。
技術ポイント
まっすぐにし過ぎることで、伸びてきた時のうねりと境目がより気になってしまいます。必要な部分に最低限のストレート施術を行うことで、自然で綺麗な髪を作ります。
技術プロセス
前処理
・髪の内部補強を目的として、3種混合原液とベータレイヤーミストを1:4の割合でミックスしたものを、フォーマーを使い泡で塗布していきます。
・スチームを噴霧して、浸透を促します。
・パサつく毛先にまとまりを良くする目的で、カチオン化システインを配合した補強剤BYACを塗布します。
1液
・顔周りと表面の新生部に1液を塗布します。使用薬剤はソニルCA-Hです。
中間処理
・薬剤を炭酸泉を使いお流しします。その後グレイスプリエシャンプーでシャンプー。再度お流しした後、ベータレイヤーエマルジョンを塗布しチェンズリンスしてコンディションを整えます。
ドライ〜アイロン
・ドライヤーやアイロンによるダメージ軽減を目的に、3種混合原液とベータレイヤーミストを1:4の割合でミックスしたものを、フォーマーを使い泡で塗布してからドライします。
・自然な丸みをつけるため、前髪はカーブの付いたアイロンを使用します。(バックはフラットアイロン)
・質感を調整する毛先をブローします。
2液
・ソニル BⅡローションを全体に塗布。7分×2回放置してから流します。
後処理
・炭酸泉でお流し後、3種混合原液とベータレイヤーミストを1:4の割合でミックスしたものを、フォーマーを使い泡で塗布して馴染ませ、コーミングします。
・次に付けるトリートメントの効果を上げるため、タオルドライで水分を良く取り除きます。
・特トリを塗布してコーミングします。
・トリートメント成分の流出を防ぐため、ポリKを塗布して適度に毛髪を収れんさせます。
・キューティクル補修を目的に、キトキトを塗布して整え、お流しします。