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カラーリタッチ+ちょこっとデザイン

technique:山賀憲太郎

社会人になったばかりの若年層のお客様をターゲットに2年前にメニュー化したインナーカラーでしたが、徐々に認知され、今では仕事を持つ30代以降のお客様にも人気のメニューになっています。支持されている理由は、髪の持っている素材美を壊さずにヘアカラーをしていること。ブリーチなのに、元に戻した時に手触りが悪化ないケアメニューが人気の秘密です。

  • Salon: 美容室 賀流
  • Address: 福岡県北九州市小倉北区中井2-2-20
  • WebSite: http://garyu-hair.jp/


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お客様の素材条件

普段からケアを担当させていただいておりますので、髪のコンディションは良い状態です。ただ毛先は若干乾燥しているかなという感じです。お仕事をされていますが、明るいトーンのカラーは職場で禁止ということで、少しでも遊び心を取り入れたい気持ちに応えるため、インナーカラーを入れようということになりました。同系色で品の良さを感じるくらいの明るさにしようということで提案しました。

 

技術ポイント

髪を判断する能力を持ち、パーマやカラーの力も知ったうえで、どの程度何をフォローすればいいのかとか、マニュアルにとらわれすぎないアプローチがポイントになると考えています。特にお客様がデザインなどの遊びを入れた後、元に戻せることが賀流の売りになります。ブリーチすると髪が切れたりするなどして次回の施術が不可能になることが多いのですが、しっかりとケアをしながらして施術していきます。

 

技術プロセス

前処理①

β_ミスト3000ワクワクneo_3種混合原液

・ドライの状態で、パサつきを感じる毛先中心にベータレイヤー ミストを10倍希釈して塗布していきます。

・さらに同じ部位に対して、3種混合原液を10倍希釈して塗布します。

 

カラー施術①

Toi_シャン3000ワクワクneo_キトキト

・インナーカラーでポイントにする部位に対して、ブリーチ剤を塗布し、加温放置します。

・目的までリフトさせたら水洗。水洗後にトイトイトーイダメージケアシャンプーでシャンプーします。

・タオルドライ後、ブリーチ部位にカラーを正確に反応させることを目的にpH調整を行います。ここではキトキトを20倍希釈して塗布し、揉みこみます。

 

前処理②

β_ミスト3000ワクワクneo_3種混合原液b-emu3000

・水洗後、全体の中間から毛先にベータレイヤー ミストを5倍希釈して塗布し、しっかりと揉みこみます。

・同様に3種混合原液を5倍希釈して塗布し、揉みこみます。

・ダメージ予防と色味の入りすぎによる濁りをカバーするため、ベータレイヤー エマルジョンを塗布します。

 

カラー施術②

・根元新生部は頭皮への負担を考慮して、ゼロテクでリタッチしていきます。

・ブリーチ部位はベースと同色系の色味を選択し、派手になりすぎないようにします。

・残りの部位は褪色した色味補正を目的に色味を選択します。

・全体塗布後、7分放置。リタッチ含めてトータルで25分の放置タイムになります。

 

中間処理

ワクワクneo_特トリpoli-kワクワクneo_キトキト

・ホイルを外したら、ブリーチ部位に色味の接着を促すことを目的に特トリを塗布します。

・さらに引き締めることを目的にポリKを20倍希釈で塗布していきます。

・その上から褪色防止を目的にキトキトを20倍希釈で塗布していきます。

・さらにブリーチ部位だけではなく、全体にもキトキトを20倍希釈したものを塗布していきます。

 

後処理

Toi_シャン3000 ワクワクneo_ヘマヘマ ワクワクneo_キトキトtoi_tr3000asianmoon

・流してから、トイトイトーイダメージケアシャンプーでシャンプー後、ヘマヘマを20倍希釈で塗布します。

・さらにキトキトを20倍希釈で塗布します。

・全体にトイトイトーイ ダメージケアトリートメントを塗布します。

・ブリーチ部位にはMIUアジアンムーンを塗布します。

・キトキトを5倍希釈で塗布します。

・さらに全体にMIUアジアンムーンを塗布し、潤いを求めます。

・放置後に流してタオルドライしたら、ベータレイヤー ミストとベータレイヤー エマルジョンを使って仕上げていきます。

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