technique: 桝田 直敬
「アルカリの矯正剤は、もう随分触ってないですね。黒髪のバージン毛でも酸性です。」
髪のケラチン補修を行いながら、質感アップとストレート効果を同時に得ることができる縮毛矯正技術。
一人で施術することが多いので、効率の良いプロセスでクオリティーを高めること。
必要なことを当たり前に、シンプルで無駄が無いお仕事。
実はこの取材の後から、僕自身もアルカリの矯正剤を触っていません。。
前処理
既矯正部分に、ワクワクneoいきいき と リケラミスト を１：４で配合したものを塗布し、その後 リケラエマルジョン を重ねて付けます。
薬剤塗布
リケラリノベータークリーム と アクチベータ を８：１で配合したものに BYAC を１０％添加したクリームを、新生部に塗布していきます。
ラッピングをして１５分放置。還元と同時にケラチン補修による毛髪の弾力が得られていることを確認できたら放置タイム終了です。
プレーンリンス〜中間処理
シャンプー台にてプレーンリンス。
その後髪表面に残った還元剤を落とす目的で、 トイトイトーイ シャンプー を泡立て、優しくコーミングを行い、お流しします
シブミンEX を水で１０倍に希釈したものを、フォーマーを使い泡で塗布し、コーミングを行います。
リケラエマルジョンを塗布してコーミングを行い、お流しします。
ドライ〜アイロン
ドライ後、１８０℃に設定したストレートアイロンで、アイロン処理を行います。
酸化処理〜後処理
前髪に自然な流れを付けるため、ロッドを巻いた後水分を与えてクリープを促します
シャンプー台にて過酸化水素タイプの２剤で酸化処理を行います。
ロッドに巻かれた前髪にはリキッドタイプのものを塗布します。
全体にはクリームタイプのものを素早く万遍なく付け、根本や襟足などが折れないように注意して、放置時間中は指を通しながら酸化処理を行います。
その後プレーンリンスを行い後処理に入ります。
ヘマへマ を水で１０倍に希釈したものに シブミンEX を１０％配合したものをフォーマーを使い泡で塗布し、コーミングを行います。
その後、キトキト を水で１０倍に希釈したものに シブミンEX を１０％配合したものをフォーマーを使い泡で塗布し、コーミングを行います。
最後にリケラエマルジョンを塗布してコーミングを行い、お流しします。
